大腸がんの症状をチェック|医師と一緒にがんを治療

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大腸のがんを疑う症状

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便秘・下痢と腹部不快感

大腸がんの症状は初期にはでないのが普通で、がんがある程度の大きさになってから部位によって異なる症状が顕れます。代表的な症状は、便秘と下痢の排便習慣の変化・腹部の不快感とがんからの出血の3つです。便秘と下痢は交互に頻繁におこり長く続くのが、大腸がんの特徴です。下痢は軟便のことも水様便のこともあり、便が細くなったり排便後に便が残る感じが続いたりする場合もあります。腹部の不快感には、胃酸過多による胸やけや吐き気などが多いことが挙げられます。腹痛は結腸がんではまれで、がんが大きくなって腸閉塞を起こしたり腸に孔があくと腹膜炎を伴い激しい痛みが起こったりします。直腸がんは周囲の組織に広がると痛みを感じます。

出血などの症状

結腸にできる大腸がんで出血がわずかにおこっても、便の色に変わりはありません。出血が続くとしだいに疲労感・めまいや息切れなどの貧血の症状がでて、量が多いと便の色が黒くなります。直腸にできる大腸がんで出血がおこると便に班点状の血が混ざります。大腸がんによっては消化が遅くなり、がんが肝臓に転移すると、食欲不振や体重減少の症状がでます。これらも脱力感や倦怠感につながります。しかし便秘と下痢や腹部不快感は、大腸がんほど深刻でない感染症・過敏性腸症候群や良性のポリープなどでもおこります。又出血による症状は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍・潰瘍性大腸炎や肛門の痔でもおこります。したがって上に記載した症状が続いている場合とくに中年以降の人は、消化器内科で精密検査を受けることが大事です。